新潟のビルボードプレイスの2館の間の公道を会場としたイベント、ビオと地産地消をテーマにした“万代グランマルシェ”が4年ぶりに開催された。実は、公道(車道)を閉鎖して、ホコ天利用するには、国政のお墨付きが必要で、全国にも先駆けた事例でもある。
(正しくは「国家戦略特区認証事業」という)
このイベントの参加者は、地元で活躍する事業者、スタートUPの若手などを中心に、業種も新潟ならではの米どころのおにぎりから、新たな挑戦としてのワイナリー、県産の材料を使ったキッチンカー、子供の未来を考える無添加カレー、手作りの焼き菓子やオーガニックスイーツなど、バリエーション豊かな食のラインナップ、プリントなどのワークショップと、出店者は皆、ファッションを中心としたビルボードの“感度”に共感しての出店なので、それなりにシャレ感のあるスタイルを意識した展開。
中には、ビルボードのテナントとのコラボで、農園とファッションブランドがエプロンを共創して、農作物を共に販売する。さらには、隣のビルのテナントと地元の事業者のコラボもあリ、中の人も外の人も垣根を超えたお祭りで、オラがまちを盛り上げる一体感=コミュニティが形成されるいい関係性を構築しつつある。
が、4年ぶりの開催は、あいにくの雨。。。
そもそも、始めたのは2016年。その頃から、すでにファッションに特化した館として危機感があり、これからを考えると、感度は保ちつつも、ファッション以外にそれぞれのこだわりに合った関係性のある、自分にとって一番の場所=マイベストプレイスであることを目指すために、そのきっかけづくりとして企画された。街の人々にもテナント各社にも大変好評で、2019年の第7回まで開催されていた。
さて、コロナ禍を経て、どのように変化していくのか、楽しみであったが、その真価は雨によって、次回に繰り越された。