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【vol.3】地域格差ではなく、情報格差からの「共感」格差

〇〇でまちおこし?!地域として〇〇で打ち出す!〇〇を目指して遠くからも来てほしい!

掛け声として投げかける明確なコンセプトはプロジェクトを進める上でとても重要だ。

私たちもマーケティングから取り組み、外から目線で掘り起こして、何かしらツカエる要素を見つけて、イケるコンセプトを導く。が、今の時代にもっと大切なのは、今どこかで誰かが何をしているかという共有できる情報だと思う。今はどこでもなんでも同時進行で情報共有が可能な時代。もはや、地域格差というより、情報格差である。


建物や施設などの環境をただ作っても人はわざわざよってこないが、興味のある情報があれば自ら探し当ててやってくる。場所は情報によって初めて意味を持つ。SNSや検索のおかげである。ましてや、情報による共感は、物理的な距離を感覚的に縮め、応援消費(クラウドファンティング)などの副産物を産むかもしれない。


FF_miracle_cat_cookie_iphone

世の中に、いや、ネットの中に、ごまんと渦巻く情報のるつぼの中で、何に惹きつけられるのか?よく企業のSNSなどで「中の人」と呼ばれる存在が人気を集めることがある。そこに人の熱量の温度感のようなもの、を感じるかどうか、だと思う。人は人の熱量に敏感だ。それは、スマホからも感じ取ることができる。


私たちの自社事業の一つであるお菓子ブランド「フェアリーケーキフェア」に『“神様のいたずら“ミラクルキャットネコクッキー』がある。中には、いろんな柄や味の猫型のクッキーが入っていて、猫にもいろんなのがいて、人と同じように多様性があることを表現している。が、しかし、保護猫の中には、見た目によろしくない猫は、引き取り手がない。そんな現実を知ってほしいと、保護猫活動へのサポートも一部させていただいてる。思いの外、若い世代を中心に SNSで反響をいただき、共感の輪がひろがっている。一つ一つ手作りゆえに生産に追われて、猫の手も借りたい?状況である。

まさに、人々の「共感」に支持されているのを実感している。


-Miracle cat cookie Tin(“神様のいたずら”ネコクッキー缶)

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